翌朝、朝食のおかずは、またしても、桜です。
お客さんは僕たちだけみたいです。 あいにくと雨模様、凍えるような寒さの中、森の中へ。 突然、杉の巨木があらわれました。 その大きさは、以前、屋久島で見た以来の大きさでした。 一緒に行った人達も、寒さを忘れて立ち尽くすのみです。 ガイドさんの説明によると島内のトンネルは、人間用、車用、馬車用(笑) だそうです。 写真は馬車用のトンネルから、人用のトンネルを望んだところ。 はたして、ここを歩くひとがいるのか? やはり、桜に囲まれた、古典相撲の土俵です。 今年は、5年に一度おこなわれる神事としての、古典相撲の年です。 地区の名誉を賭けた力士たちが、夕方から、一晩中、夜を徹して戦い続けます。 土俵に上がるまで移動はトラックの荷台だそうです。 決して地面に降りられません(土を付けないため)。 そして、必死に一番を戦って勝った人が、次の一番を負けてやる。 別名、人情相撲と呼ばれているそうです。 なんか、ゆるゆると時が流れているなぁ。 珍しい、滝つぼをもたない壇鏡の滝、落ちるそばから消えてゆきます。 滝の裏側から見ながら、すぐ足元へ落ちていき、消えてゆく、名瀑です。 港の目の前のビジネスホテル。 使用前、使用後です(笑)。 #
by anyorozo
| 2006-04-30 00:49
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日本の歴史年表の様々な時代に名を残す、祭事と神事と流刑の島。
隠岐に行ってきました。 東京からは伊丹空港で乗り換え、非常に行きにくいです。 東京は桜もとっくに散り、日差しも暖かくなってきたので、ちょっと油断しました。 西の島だし、暖かいと思い込んでいました。 しかし、日本海は寒い! 薄着で行ったらすべての着替えを総動員することになりました。 隠岐では神事として牛突き(闘牛)が頻繁に行われています。 年に一度の本場所にそなえて牛たちが腕(角?)を磨きます。 隠岐の牛突きは本場所の八朔大会までは勝敗を決めません。 番付け表には最初から引き分けの文字が並びます。 そのかわり、雌雄を決する本場所で負けた牛は肉になってしまいます。 したがって、一度も負ける訳にはいきません。 牛も飼い主もその時にそなえて必死に牛を鍛えていきます。 まだまだ、小さな闘牛を散歩させる景色を見ることができました。 なんか、不思議な島。 桜が散ってしまってすでに一週間、僕は再び満開の桜の中に居ました。 あちこちにある牛突き場のひとつは見事な桜の花に囲まれていました。 (写真は子牛です) 降りしきる雨の中、泥だらけになりながら、鈍い音をたてて牛がぶつかりあいます。 僕も、ずぶ濡れになりながらも、このために持ってきた超望遠レンズをのぞきながら、ただの一人も観光客がいない牛突き場にある種、敬虔な雰囲気を感じてそれに飲み込まれていくようでした。 夜、役場の観光課の人たちが酒宴をひらいてくれました。 しかし、案内されたところは、島の重要な文化財の旧家。 国の有形文化財に指定されているそうです。 昼間は観光客に公開されています。 しかし、大胆にもそこに郷土料理の山が....だいじょうぶなのか。 これ、誰かに怒られない? 島の人たちは、さざえとあわびは別にごちそうではないらしい。 なぜならば、「その辺にたくさんあるから。」 とのたまう。 サザエ巻きとあわびのお刺身。東京だとひとついくらだろうか。 地酒もふんだんに振る舞われて、どうやら事有るごとに飲んでいるらしい。 〆は、いろりに架かったあわびのすき焼きだった。 写真はあるのだが、見ている人に殺されそうなので出さないことにしよう。 宿に帰ったのはすでに夜もふけて、立派な和洋室だったが楽しむ暇も無く、 ただ、寝るのみであった。 #
by anyorozo
| 2006-04-27 00:05
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僕は、ジャンクが好き。
大阪に行くとかならず寄る店がある。 実は、卵を主治医に止められているのだが、ここだけは避けられないのだ。 それは、オムやきそば。 前述のように、超ジャンクな食べ物である。 ビールとの相性がバツグンだ。 普段は、なんばの千日前店へ行くのだが時間が無かったので梅田へ。 それでも予約していた新幹線の指定席をキャンセルした。 相棒は予定どうりの新幹線へ。 僕は、置いていかれてしまった。 まぁ、べつにいいけど。 自由席の方が性にあってるし。 でも、店が違うせいか、いつもと違う気がした。 やはり、なんばの方が良かったかなぁ? でも、とりあえずせっかくだから、ビールはおかわり! 店を出たところで「曽根崎心中ゆかりの地」とある。 ゆかりと言う店名はここからきたのだろうか? などと考えてたらポツポツと雨が降り始めたので、さっさと車を拾って新大阪へ。 着いたころには大阪名物の、タクシー案内のおじさんの帽子も、 すでに雨仕様になっていた。 ↓に続く....。 #
by anyorozo
| 2006-04-20 00:12
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仕事が一段落して帰りの新大阪。
ぽつんと、さびしくパンダの像があった。 でも構内はガラガラなのに、こんなとこだけ混み合ってる。 なにもわざわざそこに座らなくても、と思うのだが。 パンダも迷惑そうだ。 いつも、見なれてる新幹線だが、よーく見るとめちゃかっこいい。 もしも、海外の見知らぬ駅で、こいつがホームにスウッと入ってきたら、 ずっと、目に焼き付いてしまうぐらいの衝撃ではないかなぁ。 写真を撮りながら、ふと、そんなことを考えてしまった。 ホームに美人の車掌さんが、乗り込む新幹線を待っていたので、 おもわず目の前でパチパチ写真を撮るが、ことごとく無視。 失礼なてっちゃんのオヤジたちに、撮られ続けて嫌になってるのだ、 と思われる。 しかたがないので、笑わせてやった。 大阪みやげに、可愛い笑顔をもらった。 #
by anyorozo
| 2006-04-19 00:27
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今、戦前から戦後にかけて、焼け野原になった東京の下町から今でも営業を続けている
老舗の名店を巡っています。 取材おことわりの、人気店も多く、僕もこんなに風情のある下町の店が 結構あるのに驚いています。 店に行ってみてからその店をどのように切り取るか、 現場で決めているのでプレッシャーが有りますが、自由度が高いだけ現場は楽しいです。 写真は戦前の創業当時の様子と鰻割きなどの道具。 実際に食べているので、特においしかった店を紹介します。 この鰻屋は、たとえばアキバに遊びに行って、歩きでお昼にぶらっと寄れる距離です。 老舗の鰻やにしては非常にリーズナブル。 あっさりした甘さもひかえめなタレは今まで食べたことがなかったぐらい上品。 これが、ホントの江戸前か。 撮影を終えて遅めの昼食です。 もちろん自腹です。 帰りがけに女将がおみやを持たせてくれました。 赤塚不二夫の漫画に出てくる酔っぱらいのお父さんのように、 妻の喜ぶ顔を想像しながら折り詰めをブラブラさせて家に帰った。 #
by anyorozo
| 2006-04-11 01:04
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